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全国厚板シヤリング工業組合【沿革】

◆組合の概要と沿革

  • 2008年3月21日(金) 02:44 JST
  • 投稿者:

全国厚板シヤリング工業組合

〒103-0025東京都中央区日本橋茅場町3-2-10鐵鋼会館6階  
TEL:03-3669-0641 FAX:03-3669-0658  
事務局長:染宮 茂  
組合員数:161社6事業所 / 賛助会員:27社(H29年5月時点)

 全国厚板シヤリング工業組合とは、中厚板の鋼板(厚さ3ミリ以上)をシャーリング機械、ガス溶断機、プラズマ切断機、レーザー切断機などにより切断し、ユーザーに安定供給している流通加工業者で構成している団体です。
ユーザーとしては建築鉄骨・橋梁・鉄塔・その他土木資材などを製作している加工業者(ファブリケーター)、建設機械・ 産業機械等の機械メーカー、トラックを中心とした自動車・部品メーカー、鉄道車両メーカーなどが挙げられます。造船関係については、造船メーカーが自社内、関係会社内で切断していることが多いため、一般の鋼板切断業者に発注されることは少ないのが実情です。


■厚板シヤリング業とは何か
鉄鋼製品の板類は、その使用に際して所要の寸法あるいは形状に切断する必要があり、鉄鋼メーカーが生産(ロール)したままの形状では最終用途に供し得ない。そのため、ユーザーが自社内で切断して使用する場合(造船業など)もあるが、多くは厚板ならば厚板シヤリング業がユーザーの注文に応じて所定の形状に切断し、その用途に供している。つまり、厚板シヤリング業者が鉄鋼メーカーからロールしたままの厚板(耳付きーみみつき)を購入し、これを需要家の必要とする寸法、形状に切断・溶断し、物によっては更に開先、曲げ、穴明け等の加工を施して、鉄骨・橋梁メーカー、産業機械・建設機械メーカー等に出荷することによって、最終製品となって行くのである。従って、厚板シヤリング業とは厚板の流通加工業者の総称と言える。

■厚板シヤリング業の起源
「シヤリング」とはShearingで、Shearとは大はさみで刈る、はさむ、羊の毛を刈り取るなどの意味がある。日本で最初にシヤリング業を創始したのは大阪の古川庸男といわれ、彼は官営八幡製鉄所のシャーリングマシンの剪断能力に着目して、これを民間企業に導入することを考え、イギリスのドナルド・ジョンソン社からシャーリングマシンを輸入して、北区堀川町にシヤリング業を開店した。明治42年(1909年)のことである。今までタガネで営々として切った作業が一瞬にして機械で切断されるとあって、能率が上がり大いに繁盛したのが始まりと言われており、既に94年の歴史を持っている。

■切断機の変遷とシヤリング業の発展
シヤリング業の創生期である明治、大正、昭和の初期における斯業の目的は、鉄鋼メーカーからの発生品の有効利用にあった。その後、昭和20年代に至って耳付きを入手し、それを主材料とすることにより、最終ユーザーに資材を供給する事を任としてきたが、需要産業の発展や剪断、溶断技術の進歩と相俟ってシヤリング業者は急激に増加し、切板に対する需要も切断だけでなく、開先、曲げ、穴明け等の二次加工の要求も増大してきた。切断方法も当初のタガネによる切断から、シャーリングマシン(薄物、直線切)、アセチレンによる溶断(厚物)へ、昭和30年代には安全性とコストの面から、アセチレンに代わってプロパンによるガス溶断の設備が広く普及し、一頃は切断量全体の80%以上を占めていた。現在では切断機は多様化し、シャーリングマシン(非常に少ないが、まだ利用されている)による切断、プロパン(最近では水素ガスの利用も増えてきた)ガスによる溶断に加えて、プラズマ、レーザー(夜中でも無人運転可能)による切断が急速に普及しつつある。特にレーザーは小物、異型切に適しているため、需要の変化もあって急速に増えてきている。 従って、シヤリング業とは当初シャーリングマシンによる厚板切断業を意味したが切断機の多様化により、厚板切断業の総称になっていると言えよう。

■全国厚板シヤリング工業組合の沿革
現在の工業組合の前身である「全国シヤリング組合」(任意団体)は、全国の厚板切断業を生業とする151社の大同団結によって昭和37年3月に誕生した。それまでは地域的な団体であったが、ここにはじめて全国団体が組織されたことになる。 以来「信頼と強調」をモットーに実績を重ね、全国9支部を擁して発展してきたが、昭和46,47年の大不況に直面して、更に事業の拡大と充実を図るべく、全国の同業者の過半311社の加入をえて、昭和51年8月、名実ともに業界を代表する[全国厚板シヤリング工業組合](中小企業団体の組織に関する法律に基づく法人)に改組した。しかるに、昨今の長引く不況から、倒産・廃業・事業転換などによる脱退が相次ぎ、平成15年3月末には176社、183事業所にまで減少している。

 

明治時代 民間ではタガネで鋼板を切断
明治42年 イギリスよりシヤリングマシンを輸入したシヤリング業が出現。厚い板はアセチレンガスで溶断
昭和30年代 アセチレンに代わって、プロパンと酸素を利用したガス溶断の技術と設備が広く普及。
昭和37年3月 全国の厚板切断加工販売を業とする151社が大同団結し「全国シヤリング組合」(任意団体)が発足。
昭和51年8月 全国同業者の過半311社の加入を得て、「全国厚板シヤリング工業組合」(「中小企業団体の組織に関する法律」に基づく法人)に改組。
平成16年1月 組合員数は176社 183事業所

 


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